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- 不動産売却の流れと成功ポイントを徹底解説
はじめての不動産売却で知っておきたいこと
不動産売却は人生において何度も経験するものではないため、不動産売却についてよく分からないという方も多いことでしょう。そこで岡山市で不動産売却や不動産仲介を行う株式会社いろどりカンパニーが、不動産売却の基礎知識をご紹介します。
不動産会社の選び方や、売却成功のポイント、売却の流れ、売却時にかかる費用などを分かりやすくご説明します。ご不明な点がございましたら、お気軽に当社へお問い合わせください。
不動産会社の選び方
不動産会社は、お客様にとって大切な物件を売却する際に頼りとなるパートナーです。不動産売却が成功するかどうかは、不動産会社選びにかかっているといっても過言ではありません。名前や規模にまどわされることなく、以下のようなポイントを押さえてお客様の目でしっかり選びましょう。
親身に対応してくれるか

不動産売却は大きなお金が動く取引なだけに、「信頼できる人」かどうかを見極めることが大切です。適正な見積もりを提示してくれたり、できるだけ節税できる売却方法を提案してくれたりなど、少しでもお客様にとってメリットのある提案をしてくれる会社を選びましょう。
お客様にとって都合の悪い情報も隠さず提示し、お客様に寄り添って対応してくれる会社であれば、トラブルのない売却活動が期待できます。また、トラブルの際も親身にサポートしてくれるでしょう。いろどりカンパニーは開業から5年という若い会社だからこそ、誠心誠意真心こめてお客様に対応しています。
地域密着の不動産会社か

全国展開しているような大きな不動産会社であれば、安心して依頼できると思われるかもしれません。しかし不動産売却においては、地域に密着した会社のほうが、かゆいところに手が届く対応をしてもらえることが多いのです。
地域特有の事情を熟知しているからこそ、その物件のメリット、デメリットをより深く理解できます。地の利を生かして、スムーズに売却先を見つけてくれることでしょう。
担当者はしっかりと向き合ってくれるか

大きな会社の場合、転勤などによって担当者が交代してしまうことがあります。不動産は一朝一夕で売却できるものではないからこそ、売却を依頼していた担当者が変わってしまうことに、不安を感じるお客様も少なくないでしょう。
したがって、不動産会社を選ぶ際は、会社の大きさや知名度ではなく「売却を担当してくれる人の人柄」や「どのような対応をしてくれるのか」をしっかり確認することが重要です。誠実な担当者が最後まで対応してくれる会社であれば、一人ひとりとしっかりと向き合って、不動産のお悩みを解決してくれるでしょう。
一括査定サイトの注意点

不動産の査定を行う際に、一括査定サイトを利用する方も多いでしょう。複数の不動産会社から一度に査定を受けられるため、非常に便利です。しかし、その便利さの裏には、いくつかの注意点も存在します。一括査定を活用する際には、これらの注意点を十分に理解した上で利用することが大切です。
査定額はあくまで予想金額
一括査定サイトで提示される査定額は、あくまで売却の「予想」金額です。この金額で不動産会社が必ずしも買い取るわけではないことを理解しておきましょう。
高めの査定額には注意が必要
不動産会社によっては、契約を獲得するために実際の相場より高い査定額を提示することがあります。しかし、その額を信じて売り出した場合、売れ残りや大幅な値下げを求められるリスクがあるため、注意が必要です。
登録業者に限られる依頼先
一括査定サイトで依頼できるのは、サイトに登録している業者に限られます。登録には手数料がかかるため、小規模な優良業者が登録していない場合もあります。
しつこい営業に注意
一度査定を依頼すると、契約を取りたい不動産会社から頻繁に営業の電話がかかってくることがあります。複数の会社から何度も電話がかかる可能性があるため、しつこい営業に注意が必要です。
不動産売却を成功させるポイント
不動産売却の第一歩は査定です。不動産会社が提示する査定額が市場の評価とかけ離れていると、売却までに時間がかかってしまったり、その逆に安すぎると、売却で損をしてしまったりすることも。適正な価格で査定してもらうことが、早期売却につながります。
相場をチェックしておこう

不動産会社に査定を依頼する前に、まずはインターネットなどを活用して、周辺の物件や同じような条件の物件相場を確認しておきましょう。相場を把握しておくことによって、不動産会社によって提示される査定額が妥当かどうかを判断することができます。
アピールポイントを整理しておこう

不動産会社や購入希望者から質問されたときにすぐに答えられるように、物件のアピールポイントを整理しておきましょう。最寄り駅からの時間や交通手段、学校、スーパーなどの周辺施設、使いやすい設備など、物件のよい点をリストアップしておくと安心です。
購入希望者に好印象をもってもらおう

不動産売却では内見時に好印象をもってもらうことが重要です。生活空間である部屋はもちろんですが、住宅の入り口である玄関回りや汚れが目立ちやすい水回りなどは特に念入りに掃除をしましょう。十分な換気や消臭剤などで、ペットやたばこ、生活臭の対策も忘れてはいけないポイント。また、内見時には照明をすべてつけ、部屋全体を明るくしておくと好印象につながります。
リフォームによって価値を上げることも

購入後すぐ生活できるように、売却前に最低限のリフォームしておくことも効果的です。壁紙や障子の張り替えなどによって印象が上がり、売りやすくなることも。ただし、リフォーム代を回収できない場合もありますので、リフォーム前に担当者とご相談ください。
査定評価のポイント

不動産を売却する際は、まず査定を行い、売却見込み額を算出します。査定で評価される主なポイントは以下の通りです。
1.不動産の状態
物件の管理状況が悪く、設備に不具合や劣化が見られる場合や、敷地内に不用品が残っている場合は、評価が下がる恐れがあります。
2.耐震性
建物の耐震性も重要な評価基準です。特に2000年以降に建てられた建物は、新耐震基準に適合しているとみなされ、評価が高くなる傾向があります。
3.敷地面積
敷地面積が広いほど査定額は一般的に高くなりますが、土地の形状や道路の接道状況によって評価が上下することもあります。
4.土地の用途
土地の用途が限定されている場合や、制約が多い場合には、評価が下がることがあります。
5.土地の形状、間口・奥行
正方形や長方形の土地は活用しやすいため、評価が高くなります。逆に、三角形や台形、または一部が突き出ているなどの変形地は、評価が下がることがあります。
6.日当たり・眺望
日当たりの良さは査定に影響する大きなポイントです。さらに、眺望の良さや、南向きの土地、マンションの高層階なども査定額を押し上げる要因となります。
7.立地・周辺環境
公共交通機関へのアクセスの良さや、商業施設、病院などが近隣にある場合、評価が高くなります。また、治安の良さもチェックされるポイントです。
8.社会的状況
増税の予定や市場の動きなど、社会的状況によっても不動産の評価は変動します。
事前準備・必要な書類
不動産売却には様々な書類が必要となります。これらの書類を揃えておくことで、スムーズに売却手続きを進めることができます。以下に、主な必要書類を紹介します。
| 登記簿謄本または登記事項証明書 | 不動産の登記事項が詳細に記載された内容を証明する書類です。 |
|---|---|
| 登記済証(権利証)または登記識別情報 | 土地や建物の所有者が登記名義人であることを証明する公的な書類です。 |
| 印鑑証明書 | 市区町村の窓口で発行された実印の証明書です。発行から3カ月以内のものが必要で、名義が共有の場合は全員分の実印と印鑑証明書が必要です。 |
| 固定資産税・都市計画税納税通知書 | 年税額の確認や、買主との税負担割合の調整に使用される書類です。 |
| 売買契約書 | 以前の所有者と交わした売買契約を証明する書類です。 |
| 重要事項説明書 | 購入時に受け取った、売買契約に関する重要な情報が記載された書類です。 |
| 建築確認通知書・検査済証 | 建物が建築基準法に適合しているかを証明するために、工事完了検査を受けた際に発行された書類です。 |
| 測量図・建物図面・建築協定書など | 売却する土地や建物の境界線や正確な図面、地域での取り決めが記載された書類です。 |
| パンフレット | 不動産購入時に受け取ったパンフレットです。 |
| 物件状況等報告書 | 建物や土地の現状を詳細に記した書類です。 |
| 設備表 | 物件引き渡し時の設備の有無を記載した書類です。 |
| 印紙 | 不動産売買契約書に貼付する印紙です。 |
| 本人確認書類 | 運転免許証、パスポート、健康保険証など、本人確認に使用する書類です。 |
不動産売却の一連の流れ
【1】相場のチェック
住宅情報誌のホームページやレインズマーケットインフォメーションなど不動産会社の成約価格を調べられるサイトを利用して、不動産の売買価格の相場を調べておきましょう。
【2】お問い合わせ・査定依頼
不動産会社に連絡し、売却相談・査定依頼を行います。株式会社いろどりカンパニーでは、ご相談や査定は無料で承っておりますので、お気軽にご依頼ください。査定依頼はメールフォームからどうぞ。
【3】媒介契約の締結
お客様の物件を査定した上で、様々な売却提案を丁寧にお伝えします。当社が提示する査定額やご提案にご納得いただけましたら、媒介契約を結んでいただきます。
【4】売却方針の打ち合わせ
当社では、お客様のご希望をうかがわないまま勝手に売却を進めることはございません。お客様の状況に応じてご相談しながら、不動産のプロとして最適なご提案をいたします。ご不安な点はその都度説明いたしますので、どんなことでもお尋ねください。
【5】売却活動の開始
お客様とご相談した売却方針に沿って、売却活動を進めてまいります。購入希望者が現れた際には、内見対応などのご協力をお願いいたします。
【6】買主と売買契約の締結
不動産会社を介して、購入希望者との間で条件交渉を進めます。売却価格と引き渡し日が決まりましたら、お客様と買主との間で売買契約を結びます。お互いに売買契約書を読み合わせて署名・捺印を行い、買主から手付金を受けとります。
【7】決済・引き渡し
引き渡し日までに、抵当権抹消や所有権移転登記などの手続きに必要な書類を準備します。買主から残金を受けとり、物件の引き渡しが済んだら、不動産会社に仲介手数料を支払って取引完了です。
【8】確定申告する
不動産売却によって利益が出た場合には、売却した翌年に確定申告を行って納税しなければいけません。マイホームを売却したときの3,000万円控除を利用できる場合もありますので、当社にご相談ください。
不動産売却時にかかる費用
不動産売却では、売却代金が得られるだけではありません。売却のためには費用や税金などの諸経費がかかります。下記の表で主な費用をご説明します。手元に残るのは、売却代金から、それらの費用を差し引いた金額となることを知っておきましょう。
| 仲介手数料 | 売却を依頼した不動産会社に支払う手数料です。仲介手数料には上限が決まっており、一般的には「売却代金×3%+6万円+消費税」という計算式で求められます。 |
|---|---|
| ローンの残債 | ローンが残っている物件を売却することはできません。売却代金で残債を支払い、ローンを完済させる必要があります。 |
| 登記費用 | ローンを完済後には抵当権を抹消する必要があります。抵当権抹消登記費用や、司法書士に依頼する場合は司法書士への報酬がかかります。 |
| 譲渡税 | 物件の売却によって利益が出た場合には、翌年に確定申告を行い、譲渡所得に応じて所得税や住民税を支払います。 |
| 印紙代 | 売買契約書や領収書には印紙を貼付することで、印紙税を支払います。 |
| 引っ越し費用 | 住み替えや買い替えの場合には、引っ越し費用がかかります。 |
| 測量費用 | 一戸建てや土地の売買などで隣家との境界があいまいな場合には、境界を確定するための測量が必要になります。 |
| リフォーム費用や解体費用 | リフォームしてから売却したり、更地にしてから売却したりする場合には、その費用がかかります。 |
わからないこと、不安なこと、
まずはご相談ください。
丁寧にご説明いたします。
